Be the Leader the World Needs.

世界で活躍できる、
リーダーになろう。

Dialogue for the Future of the Earth

– 地球の未来は対話の先にある –

CONCEPT

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた一つの区切りである2030年が近づいています。2030年におけるSDGsの各ゴールの達成や2050年を見据えた持続可能な社会の形成のためには、社会問題の構造を見抜き、解決策について対話・議論・吟味し、実行に移していくことができる人材が求められています。そこで、京都超SDGsコンソーシアムでは、次世代を担う中高生の育成に取り組むため、2020年から開講した「京都大学SDGsリーダー育成プログラム」を発展させ、対象を世界中の中高生に拡大して「地球環境ユースサミット in KYOTO」を開講しています。2023年3月に「地球環境ユースサミット2023 in KYOTO」を京都市京北地域にて開催し、2024年には「地球環境ユースサミット2024 in KYOTO」として、オンラインでの年間プログラムと京都府宮津市での実地サミットを実施し、日本のみならず海外からの参加者も交えた対話を行いました。

本年度(2025年度)の「地球環境ユースサミット2025 in KYOTO(YS2025)」は、「2025大阪・関西万博」や「けいはんな万博2025」も契機としつつ、ユース発の実際のアクションを多数創造することを目指します。国内外の中高生を対象とした年間のプログラムでは、英語を積極的に使うことを推奨している他、各界の多様な先輩の支援を受けながら、アイデアを机上で留めることなく実践に移していきます。本プログラムを通して、グローバル社会において自身が周囲と連携して成し遂げたいことを伝え共感を得る力や、それを実現するスキルを身に着けた人材の育成とネットワーキングを行います。未来のリーダー候補が、多様な社会問題について考えを深め、発信する力を身に付ける場となることを期待しています。

CONTENTS & SCHEDULE

● 導入講座・本講座

2025年
2月~3月:導入講座【参加任意】
3月29日(土):本講座キックオフ
4月~5月:計3回のディスカッション
6月~10月:グループワーク+発表会

導入講座で英語やテーマに親しみ、本講座で議論や対話を行います。その後、各グループで持続可能性に関するテーマを1つ設定し、そのテーマを半年間かけてじっくり対話し、アクションを考案・試行します。各国からのユース世代が集うため公用語は英語となりますが、参加者の英語のレベルに合わせたグループ分けを行います。

● けいはんなサミット

2025年
8月4日(月)~6日(水) 2泊3日

けいはんな学研都市にて国内外のユースが集う実地サミットを開催します。各班の議論の成果を持ち寄り発表するとともに、けいはんな学研都市地域での視察や交流を通して、さらなる議論の深化を目指します。また、10月には、最終的な成果を共有するための最終発表会をハイブリッド形式で実施します。

MESSAGE

FROM THE PROFESSOR

浅利 美鈴

総合地球環境学研究所(地球研)
教授

持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた一つの区切りである2030年が近づいています。2030年におけるSDGsの各ゴールの達成や2050年を見据えた持続可能な社会の形成のためには、社会問題の構造を見抜き、解決策について対話・議論・吟味し、実行に移していくことができる人材が求められています。そこで、京都超SDGsコンソーシアムでは、次世代を担う中高生の育成に取り組むため、2020年から開講した「京都大学SDGsリーダー育成プログラム」を発展させ、対象を世界中の中高生に拡大して「地球環境ユースサミット in KYOTO」を開講しています。2023年3月に「地球環境ユースサミット2023 in KYOTO」を京都市京北地域にて開催し、2024年には「地球環境ユースサミット2024 in KYOTO」として、オンラインでの年間プログラムと京都府宮津市での実地サミットを実施し、日本のみならず海外からの参加者も交えた対話を行いました。

本年度(2025年度)の「地球環境ユースサミット2025 in KYOTO(YS2025)」は、「2025大阪・関西万博」や「けいはんな万博2025」も契機としつつ、ユース発の実際のアクションを多数創造することを目指します。国内外の中高生を対象とした年間のプログラムでは、英語を積極的に使うことを推奨している他、各界の多様な先輩の支援を受けながら、アイデアを机上で留めることなく実践に移していきます。本プログラムを通して、グローバル社会において自身が周囲と連携して成し遂げたいことを伝え共感を得る力や、それを実現するスキルを身に着けた人材の育成とネットワーキングを行います。未来のリーダー候補が、多様な社会問題について考えを深め、発信する力を身に付ける場となることを期待しています。

FROM SUPPORTERS

西脇 隆俊

京都府知事

ここ京都は、皆さんが生まれる少し前の1997年に「京都議定書」が誕生した地です。

エネルギー、食料、気候変動など、地球規模の社会課題が山積する中、持続可能な社会を目指すためには、2050年カーボンニュートラルという世界共通のゴールに向け、行動を加速する必要があります。

将来を担う若い世代の皆さんが、この地球環境ユースサミットにおいて、持続可能な未来に向けて活発に議論いただき、社会を変革する大きなムーブメントを、ここ京都から起こしていただくことを期待しています。

門川 大作

前・京都市長

京都議定書誕生の地、SDGs未来都市、
そして全国に先駆けて「2050年ゼロ」を宣言した京都での
ユースサミットの御開催を、誠に意義深く存じます。

時代の転換点を迎える今、若者が夢を描ける豊かな社会の実現へ。
脱炭素や資源循環等の社会課題を解決するため、
立場や地域を越えた、あらゆる主体の果敢な取組が求められています。

そんな中、本サミットで生み出される動きが、
京都から世界へ、大きなうねりとなっていくことを願っています。

尾池 和夫

京都大学第24代総長

京都芸術大学学長を経て、現在は静岡県立大学学長。地震研究者として知られるが、俳人でもある

春風の 大地に集へ 若人よ
和夫

(尾池和夫先生から寄せられた俳句)

勝野 美江

元徳島県副知事

徳島県では「エシカル消費」先進県として、自然エネルギーの活用を促すなど様々な取組を進めていますが、
持続可能な農業への転換などこの危機的な状況を打破するには、まだまだ新たなチャレンジ、イノベーションが必要です。

これまでの延長線では地球は元気にならない!

若者たちが世界の問題、足元で起きている問題と向き合い、熱く議論をし、どんな決議をするのか、
一人の大人として覚悟を持って議論を見守りたいと思います。

小川 孔一

一般社団法人 HAPPY WOMAN 代表理事
一般社団法人 EARTH 代表理事

現在地球規模で様々な課題を抱えています。

我々は課題解決に向けて、考えるだけではなく、行動しなければなりません。

人に地球にHAPPYを。

幸せな未来を共創しましょう。

中島 さち子

音楽家・数学研究者・STEAM 教育者。(株)steAm 代表取締役、(一社)steAm BAND代表理事、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー、内閣府STEM Girls Ambassador。国際数学オリンピック金メダリスト(日本人女性初)。明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)客員研究員。東京大学大学院数理科学研究科特任研究員。

地球環境ユースサミット2023開催おめでとうございます!
京都にて若者たちが次の1000年を考えるーこれは本気のプロジェクトだと思います。
SDGsを形骸化されたブランドではなく、本気の問いとして受け止め、ぜひ深く切り込んで、若者から次の1000年という未来を創り出していってください。
今、地球や宇宙にはいろんなごみがあり、環境破壊があり、多くのものが生まれ死んでいっています。
でも、ごみは新たないのちを宿すかもしれない。世界は循環している。
いろんなあり方が問われ直す今、多角的な目を持って、皆さんなりの大きな一歩を踏み出し素敵な未来を築いてほしい。応援しています!

影山 浩子

株式会社エル テラチタ 代表取締役

私はパリで建築事務所を主宰し、20世紀後半から現在に至るまで40年間、日本の衣食住文化の美を世界に向かって紹介促進しております。
2011年東日本大震災以後は環境保護に注力し、欧州各地で農業水産から食やモードの生産性および
さらに長期的な連帯経済モデルに根ざした持続可能な新しい社会構造を
地方の研究機関や大学とともに小規模コミュニティで地域の活性プロジェクトとして試作実施しております。
今日ここでパリの私達のSDGsインキュベータクラブが京都と結ばれ、活動を欧州、アフリカ、中近東から東南アジア、アメリカ大陸まで、
さらにグローバルに推進できるのはとても素晴らしいことだと思います。

Sadhan Kumar Ghosh

Research Director, Sustainable Development & Circular Economy Research Centre,
International Society of Waste Management, Air and Water (ISWMAW),Kolkata, India
Ex-Dean, Faculty of Engineering & Technology, Jadavpur University, India

Dear participants in the Earth Youth Summit 2023 in Kyoto,

I wish you all a very good morning and Greetings of the day from ISWMAW, India. At the outset I must thank Prof. Misuzu Asari for inviting me to send my message to the participants of the Earth Youth Summit 2023 in Kyoto, Japan. It is very significant to note that nearly 100 high school students mainly from Japan, India, Indonesia, China, Thailand, and Colombia with 26 mentors are attending the programe to understand the Sustainable Development Goal (SDG)s related social issues and their solutions.

続きを読む

It is very important to note that we must preserve the natural resources around us which have been extracted enormously at an increasing rate causing harm and unsustainability to the environment. Water wastages becomes practices in many cities and villages while in in the arid regions in many countries one has to travel 5 to 10 kilometres to collect the drinking water in the summer. one in three people globally do not have access to safe drinking water. Still, two billion people live without safely managed drinking water services, including 1.2 billion people lacking even a basic level of service, in 2020. At a faster rate water is becoming a scarcely available resource. In materials consumption, at the end of the intended use of the life cycle of a product, practices exist to throw away to the dumping ground or littering in water bodies and marine environment following the traditional epcd2 (extract-produce-consume-dispose-deplete) concept on linear economy (Circular Economy: Global Persopective, S. A. Ghosh, Springer Nature, 2020). Waste management and change of habit will help in reducing the waste and utilising it as resource as a secondary raw material for a different process. By this the rate of consumption of materials can be reduced and controlled. Food wastage should be considered as a Sin while 828 million of people affected by hunger globally as in 2021. Reduction & control of food waste are most important issue. We must always follow the 3R (Reduce-Reuse-Recycle) and Circular Economy concepts to address the SDGS.

You, the would-be leaders of new generation must understand clearly and take the responsibility of protecting our Mother Earth by controlling the use of all types of resources, namely, Water, food and energy, which form a nexus at the heart of sustainable development. Be innovative to get solution and implement the targets within the goals. I am sure the mentors will help you in reaching your targets. You must make your friends, parents and neighbours aware of the SDGs and related issues to make the environment sustainable and liveable for you all.

Wish you all the best.

森田 俊作

大和リース株式会社 代表取締役会長

社会はいろんな問題を抱えています。
いっぺんにすべてを解決することは到底無理かもしれません。

でも「気づくこと」から始めましょう。
知ること、考えること、それから楽しむこと
悪いことを捜すのではなく、良いことを重ねましょう。

自分自身でやれる地球にとって良いことをみんなで考えて、考えて、考えて
まるで息を吸うようにできるようになりましょう。

OPERATING GROUP

主催: 地球環境ユースサミット2025実行委員会(事務局: 総合地球環境学研究所)